日本人選手の奪三振数と現在

野球

イチロー選手や大谷翔平選手等、現在、10人の日本人選手がMLBで活躍しています。まだ去就の決まらない選手も多いので、この数字は2018年2月2日時点のものです。過去には47人もの日本人選手が活躍していました。

成績

この記事では過去と現在の日本人選手の奪三振数を紹介したいと思います。まずは何と言ってもダルビッシュ有選手でしょう。ダルビッシュ選手は2013年に最多奪三振のタイトルを獲得しました。また、MLB史上最速での通算1000奪三振達成者であり、現時点の奪三振率はあのランディ・ジョンソンをも上回り、MLB史上1位です。そのほかにも日本人選手の先駆者である野茂英雄選手が1995年と2001年にそれぞれ2回、斎藤隆選手が2006年に救援としてダルビッシュ選手と同じタイトルを獲得しています。

タイトル獲得者はこの3名しかいませんが、現在も多くの日本人投手が優れた成績を残しています。先ほど紹介したダルビッシュ選手が投球回832.1で1021、岩隈久志選手が883.2回で714、田中将大選手が668.1回で639、上原浩治選手が437.2回で572、田澤純一選手が367.1回で346、前田健太選手が310回で319です。岩隈選手を除いてだいたい1イニングに1回奪う計算になります。

WBCでの活躍もあり、日本人選手は優秀であるとMLBでも評価されています。実際、その評価に恥じないような素晴らしいシーズン記録を残していますが、まだサイ・ヤング賞を受賞した日本人投手はいません。今年こそ、サイ・ヤング賞に選ばれるような活躍を期待したいです。